サン・ヴァース・ラ・ウーグの戦い
コシュレルの戦い
アキテーヌ防衛

ゲーム中の文字が小さくて読めない人のために
イングランド王国の王太子エドワードが、一軍を率いて、ノルマンディに上陸した。
漆黒の鎧を身にまとうため「黒太子」と称される。イングランドの未来の希望は、大陸での初陣を、見事に勝利で飾った。

その勝利を皮切りに、黒太子エドワードは、次々と戦果を重ねていった。
彼の出陣する戦場では、兵士たちは奮い立ち、必ず勝利を収めた。

しかし、連戦に次ぐ連戦は、黒太子の精神と肉体に癒し難い疲労をもたらした。
疲労はやがて病となり、その体を蝕み始めた。そして・・・

コシュレルの野でフランス軍と対峙したイングランド軍に、黒太子エドワードの姿はなかった。

これまで自分たちの勝利を約束してくれていた存在がいない・・・。
イングランド軍は浮き足立ち、フランスの策に翻弄された。
遅れて到着した黒太子の奮闘により、どうにか勝利を得たものの、イングランドの将兵は、あらためて、その存在の大きさを実感することとなった。

だが、病は、ついにイングランドの希望を打ち倒した。
黒太子は病床についたまま、戦場から姿を消した。

これを好機と捉えたフランス軍は、イングランドの本拠地であるアキテーヌ地方へ軍を進める。

大きな支えを失ったイングランド軍は、なす術もなく敗れ去るかに見えた。しかし、「エドワード殿下の留守を守りたい」この一心で、イングランド軍は結束した。
将兵たちは、各々の判断で、各々の役目を全うし、フランス軍を跳ね返した。
病身を押し、姿を見せた黒太子に勝利を報告する将兵たちの顔は、みな誇らしげであった。
自らの不在を埋めんと、それぞれに粉骨砕身した彼らを、黒太子は「仲間」と呼んだ。
家臣でもなければ、部下でもない。一つの理想を実現するため、互いの領分で力を尽くす彼らを呼び表すには、それ以上の言葉はなかった。
イングランド軍は、あらためて結束を固めたのであった。
-おわり-

ゲーム中の文章より
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