大事な商談
給金を守れ
妹からの手紙

ゲーム中の文字が小さくて読めない人のために
カレンは、面倒見のよい姉御肌の傭兵で、たくさんの仲間に慕われている。
ただ、金への執着が強すぎるのが、玉にきずだった。
どんなに小さい賭け事にも本気になるし、高額の報酬が出される契約や依頼には、危険を顧みずに飛びついてしまう。

「金がかかったときのカレン姉さんには、手を出すな」が傭兵たちの不文律だった。

あるときカレンを訪ねて、酒場に彼女の妹がやってきた。

不在だったカレンには、伝言が残された。

妹が残したのは、母親が亡くなったという報せだった。
カレンの母親は、元来病気がちであった。
父親を早くに亡くしていたカレンは、はたらけぬ母親に代わり家族を養うため、傭兵稼業を始めたのだった・・・。
金に執着するのも、合点がいく。
仕送りのため、たとえわずかでも、多くの金が必要だったのだ。
母を失っても、なお、幼い妹や弟が自分の稼ぎを待っている・・・。
悲しみを胸に秘め、カレンは今日も、戦場に立つ。
-おわり-

ゲーム中の文章より
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